シーリングが原因で起こる『漏水』

2023.06.29


大阪府でシーリング工事を行っております、RYNK技建の新井です。

漏水が起こると、まずは外壁塗装や配管の劣化を疑う人が多いのではないでしょうか。
しかし、意外と見落としがちなのが外壁の目地や窓枠、配管まわりで使用されているシーリングが原因によるものです。
シーリングには、隙間を埋め漏水を防ぐという重要な役割があります。
しかし、劣化してしまうと「ひび割れ」や「肉やせ」が起こり、家の内部に雨水が浸入してしまう原因に……。

そこで今回は、シーリングが原因による漏水について詳しく解説していきます。

漏水の被害を未然に防ぐことが重要



漏水の被害が起こると、内部の柱や土台などが腐食し住宅の耐久性が下がってしまうだけでなく、内装にまで水が染みてしまいカビが繁殖するというトラブルが起こります。
カビの胞子を吸い込んでしまうと、皮膚炎やアレルギー性鼻炎などの健康被害が起こってしまう原因になります。

また、住宅の躯体が漏水によって腐食してしまうと、大規模な補修工事が必要になり余計な出費につながったり、最悪の場合建て直しが必要になることも……。

そのような事態を未然に防ぐためには、定期的にシーリングの劣化の状態をチェックし「打ち替え工事」や「打ち増し工事」を行う必要があります。

シーリング材には『1成分形』と『2成分形』がある



シーリング材は、1成分形と2成分形に分かれています。
また、それぞれのシーリング材は、硬化によっても種類が分かれます。

それでは、それぞれの違いを見ていきましょう。

●1成分形

1成分形は、主にカードリッジ式で専用ガンに装填して使用するシーリング材です。

湿気硬化

湿気硬化は、空気中の水分と反応し、表面から硬化するものです。

乾燥硬化

乾燥硬化は、溶剤または水分が蒸発することで硬化するものです。

非硬化

非硬化は、空気中の酸素と反応し被膜を形成するものです。
表面は硬化しますが、内部は硬化しないことが特徴です。

●2成分形

2成分形は、基剤と硬化剤を混ぜて使用するシーリング材です。

混合反応硬化

基剤の主成分が硬化剤に含まれる媒体によって反応し、硬化します。

シーリング材の『種類』


シーリング材には、水密性や気密性を保持するため用途に合わせたさまざまな種類のものが存在します。
それでは、シーリングの種類をいくつか見ていきましょう。

●ポリウレタン系シーリング材

ポリウレタン系シーリング材はスタンダードな種類で、比較的安価で外壁材同士の緩衝機能に優れていることが特徴です。
外壁同士の隙間や窓の開口部だけでなく、ひび割れの補修にも使用されます。

●変成シリコーン系シーリング材

変成シリコーン系シーリング材は、ポリウレタン系シーリング材に比べて塗料がのるためシーリング工事をしても目立ちにくいという特徴があります。

●シリコーン系シーリング材

シリコーン系シーリング材は、耐熱性や耐候性に優れていることが特徴です。
しかし、塗料がのらないというデメリットもあります。

使用する種類は業者による



どのような種類のシーリング材を使用するかは、依頼する業者によっても異なります。
そのため、気になる場合は事前に種類や違いについて聞いてみるようにしましょう。

シーリング工事なら『RYNK技建』にお任せください!


RYNK技建では、お客様の大切な住宅が漏水の被害を受けないように、高品質で丁寧な施工を行いますのでご安心ください。
また、どのような些細な不安や疑問も、お気軽にご相談いただければと思います。

ぜひ、シーリングのことでお困りの際はお問合せをお待ちしております。

まとめ


いかがでしたでしょうか?

見落とされがちな住宅のシーリングですが、劣化に気づかずに放置してしまうと大きなトラブルへと発展してしまいます。
定期的に、シーリング工事を行う必要があることを心に留めておきましょう。

今回の記事が、あなたが今後シーリング工事をする際の参考になりましたら幸いです。


RYNK技建
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